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1+1の行方 two fragments

たった ひとつの欠片を探して…

ライブデート 2.

タクシーを拾い、ライブ会場へ。

エレベーターの前で30分ほど待たされた。

誘導するスタッフの手際が悪過ぎる。

Tは知り合いのスタッフと挨拶をし

それでも私の傍を片時も離れずにいた。

そして会場へ入り席に着いた私たち。

Tに促され、トイレに向かうと

そこにはヨツヤさんが立っていた。

緊張のせい?

うがいをしていた。

間近で見たヨツヤさんは大きくて

しかも、いい男でした(笑)





席に戻り、Tに報告。

『彼、いたよ』

そう言うと

『うがいか何かしてたでしょ』

ちゃんとTは知っていた。

お世辞にも広いとは言えないライブハウス。

そこに次から次へと お客さんが入ってくる。

何とも言えない息苦しさを感じ

私は駅で感じた悪い予感が当たったと

心の中で秘かに確信した。

でもTには言えなかった。

だって私を喜ばせようとして

せっかく連れて来てくれたライブだもの。

なんとか意識を逸らし

私の中の不安定を消そうと試みた。

でも私には無理だった。





満席になった会場にヨツヤさんが現れた。

その途端、広くはないライブ会場の中の空気が

一気に気温が上昇したような気がした。

もちろん照明の熱も加わっているせいもあった。

私は閉塞感から逃げ出したかった…

窓の外の空が更に私を不安定に追い込んでいく。

演奏が始まった途端、私は堪え切れずに涙を

ボロボロ零し始めてしまった。

すぐにTが私の異変に気付いた。

私の手を強く握り締め

『大丈夫。此処にいるよ』

『休憩になったら退場しようか?』

そう小声で声を掛けながら。

でも私は最後まで彼の唄を聴きたかった。

だからTの手を ずっと強く握り締めたまま

不安定なままでも彼の声に集中しようとした。

涙は止まってはくれなかったけど…





でもヨツヤさんの唄。

やっぱり素敵でした。

無駄に横文字を使わない歌詞。

そこが彼の魅力だと再確認させて頂きました。

そして声質。

ピアノの弾き方。

何もかもが彼の魅力なんだと。

帰り際、Tがヨツヤさんに挨拶をする。

そして私を紹介してくれた。

大きな手で握手をして頂き

私たちは他の お客さんより少し早く

ライブハウスを後にした。






コメント

MASAさんへ

コメント、ありがとうございます^^

そうですね。
ライブハウスも昔とは違ってきています。
でも今の私には閉塞感が恐怖に繋がってしまうので
それだけは困ったものなのです(>_<)
でもライブ自体は最高でした♪♪♪
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Author:雫
たった ひとつの
失くした欠片を探して…


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